研修終わりのご褒美に、老舗の香りを求めて
この日は新宿での研修を終えた帰り道。
「今日は少し贅沢して、美味しいカレーが食べたいな」と思い立ち、向かったのは中村屋ビル。
場所は新宿駅のすぐそば。ここ、実は「純印度式カリー」のルーツと言われる、中村屋の本丸なのです。
地下2階、老舗の風格漂う「レストランManna」
目的のレストランは中村屋ビルの地下2階にある「Manna(マンナ)」。
>>> 新宿中村屋 manna(マンナ)
レストラン街の奥にありながら、扉を開けた瞬間から立ち上るスパイスの香りと、クラシックな佇まいに期待が高まります。
老舗という言葉が似合う内装。少し背筋が伸びるような、でも不思議と落ち着く雰囲気です。
「中村屋 純印度式カリー」の真髄を知る
今回注文したのはもちろん看板メニュー、「純印度式カリー」。
運ばれてきた瞬間、まず目を引いたのは、ごろっと入っている骨付き鶏肉。
スプーンを入れると、骨からほろっと外れる柔らかさ。これは、手間暇かかっているのがわかる。
ルーは深みのあるスパイス感と、やさしい辛さが特徴的。
辛すぎず、香り高く、でも決して平凡ではない。
一口ごとに「これが“純印度式”か…」と納得させられる味わい。
セットサラダにも一切の妥協なし
セットでついてきたサラダもなかなかの完成度。
色鮮やかな野菜にポテトサラダ、ひよこ豆、ミニトマトなど、シンプルながら栄養バランスも計算されている印象。
さっぱりしたドレッシングで、重めのカレーとの相性も抜群。
6種の薬味が広げる、無限の味変
このカレーを特別なものにしているもうひとつのポイントが、6種類の薬味。
それぞれに個性があって、少しずつ混ぜながら食べることで、毎口ごとに違った表情を楽しめる。
- 花らっきょう(定番の口直し)
- アグレッツィ(中村屋の定番ピクルス)
- オニオンチャツネ(玉ねぎの甘み)
- マンゴーチャツネ(甘酸っぱいアクセント)
- レモンチャツネ(酸味で爽やかに)
- 粉チーズ(まろやかさとコクの追加)
途中で混ぜるもよし、最後に一気に味変するもよし。
「味の掛け算」という言葉がここまで似合うカレーは、なかなか出会えません。
食後の余韻に、静かな満足感
食べ終えたあとは、不思議と身体が軽くなったような感覚。
スパイスの余韻がじんわりと残り、胃が重たくなることもない。
「カレーってこんなにも品があって、奥深いものだったんだな」と再認識させられたひと皿でした。
慌ただしい日常の中で、ほんのひととき立ち止まって、じっくりと味わう時間。
それだけで、ちょっと背筋が伸びるような気分になれる。
そんな体験が、ここにはありました。
次は、8階の「Granna」にも行ってみたい
今回は地下の「Manna」でがっつり堪能したけれど、実は上の階にも「Granna」やカフェなど、系列の飲食店がいくつか入っている様子。
今度は昼からハシゴして、比較レポートなんてのも面白そうです。
あなたの「忘れられない一皿」はなんですか?
自分の中で、この日の中村屋カリーは確実に「記憶に残る一皿」になりました。
あなたにとっての、忘れられないカレーはありますか?
おすすめのお店があれば、ぜひ教えてください!