研修ついでに、ちょっと寄り道
今回の舞台は東京都豊島区・池袋。
この日は近くの会場でチームビルディング研修の登壇。朝からの集中力を使い果たし、お腹はすっかり空腹状態。
そんな中、ふと視界に飛び込んできたのが黒いのれんに赤い文字が映えるこの入り口。 琴の音が静かに流れる店内に一歩足を踏み入れた瞬間、「これは…ラーメン屋というより、もはや料亭?」とツッコミたくなる静謐空間が広がっていました。
出会ったグルメ体験:これが博多生まれの本気
頼んだのは人気メニュー『明太煮込みつけ麺セット』(麺300gでオーダー)。その姿がこちら。
いきなり結論から言います。 このつけ麺、ただの麺じゃない。芸術作品です。
まず、麺の美しさに見惚れる…その艶、そのキメ細かさ。職人の息遣いが聞こえてきそうなこの一皿。
こだわりの製法で空気を練り込み、「もちっ」そして「ふわっ」という相反する二重奏の食感が見事に口の中で奏でられます。
そして、つけ汁の登場。蓋を開けた瞬間、立ちのぼる香りだけで飲めそうな濃厚スープ。
アゴ出汁、昆布、野菜、トマト、そして主役の明太子が渾然一体となり、「これ鍋で食べたい!」と思わせる贅沢スープ。
箸で麺をそっとすくって潜らせた瞬間…
麺がスープに染まりながらも弾力を保ち、ツルツルッと口の中に滑り込み、明太子の旨みが口いっぱいに押し寄せてくる。辛味だれも主張しすぎず、じんわりと後から追いかけてくる感じが最高!
さらに嬉しいのが締めの楽しみ。余ったスープにご飯を投入して、即席明太雑炊に。
これがまた沁みるんです…。さっきまで「麺だけでも満足」って言ってたのに、結果、当たり前に雑炊までしっかり完食w
また来るよ池袋!
池袋という雑多なイメージの中に、こんなお店があるとは驚きでした。
次は、デザートでフィニッシュをキメたい。
実は気になっているのが——『飲めるほどのとろける白プリン』。プリンの上にカラメルジュレが乗っているらしく、なんといっても「飲める」というのがすごく気になる。次は絶対食べる。
皆さんは、つけ麺で「これは反則やろ…」って思った味に出会ったことありますか? ぜひコメントで教えてください!