人生には、思い通りにいかないことがたくさんあります。仕事での失敗、人間関係のつまずき、体調を崩してしまうこと……。
でも、こうした「挫折」をどう受け止め、活かすかで、その後のキャリア(人生)は大きく変わります。
私自身、振り返れば挫折だらけの人生でした。 いじめを受け、中学・高校でうつ病を経験。大学では留年し、就職しても3日で辞めたこともあります。
契約社員として働いた会社では、月の手取りが15万円、朝8時から朝6時まで働き、体を壊して3ヶ月で退職。 周囲に馴染めず、突然友人たちに「一度一人になりたいと思います」と一方的にメールを送り、縁を切ったこともありました。
普通に考えたら、キャリアとしては「失敗」の連続です。でも、今こうしてキャリアコンサルタントとして働き、多くの人の相談に乗り、研修講師として活動できているのは、過去の挫折があったからこそ。「経験したからこそ伝えられること」が、仕事になっているんです。
挫折の活かし方
じゃあ、どうやって挫折を強みに変えるのか? 私の経験から3つのポイントをお伝えします。
1. 「意味づけ」を変える
過去の失敗を「無駄だった」と思うと、それで終わり。でも「この経験があったからこそ、今の自分がある」と捉え直せば、価値が生まれます。
例えば、私がキャリアコンサルタントになったのは、うつ病を経験し、心理学を学び、人事部でメンタルヘルスに関わるようになったから。
そして、「裏切られるくらいなら友人なんていないほうが増し」という価値観から友人に身勝手に縁を切るメールを送った過去の経験があったことで、「裏切りにおびえて人を避けて生きるよりも、笑顔になっていただいたほうが嬉しいし楽しい」という、自分の根底にある価値観に気づけたからです。
もし過去に苦しんだ経験がなかったら、この仕事には辿り着いていなかったはずです。
2. 「試す」ことで活かす場を見つける
「この経験をどう活かせるか?」と考えながら、いろんなことを試すのも大切です。
私も最初は、キャリアコンサルタントの資格を取り、今より人にかかわる仕事をしていきたい、と考えたものの、副業が不可の会社であったため退職しましたが、仕事が全くなくて、深夜に布団の上で正座して「どうしよう…」と悩んでいました。
そこで、とにかく「試す」ことにしたんです。
Twitterで情報発信、キャリアコンサルタント養成講座のアルバイト、研修のサブ講師の手伝い、キャリア相談のボランティア……。
最初は無料でも、安くてもいいから動いてみた結果、少しずつ仕事につながっていきました。
3. 「人に話す」ことで強みにする
自分が経験したことを言語化し、人に話すと、誰かの役に立つことがあります。
私も「過去にこんな失敗をした」と話すことで、「自分だけじゃなかった」「そんな道のりでもうまくいくんですね」と言われることが増えました。
逆に、過去の失敗を隠すと「何も苦労してこなかった人」に見えてしまうこともあります。実際はそんなことないのに、もったいないですよね。話すことで、あなたの経験が誰かの希望になるかもしれません。
まとめ
挫折は、ただの失敗ではありません。それをどう捉え、どう活かすか次第で、強みにもなります。
☑︎ 「意味づけ」を変えることで、過去の経験に価値を持たせる
☑︎ 「試す」ことで、活かせる場を見つける
☑︎ 「人に話す」ことで、誰かの役に立てる
過去の挫折を振り返り、「この経験が今にどうつながっているか?」を考えてみてください。そして、それを活かせる場を探してみましょう。
あなたの過去は、あなたにしかない財産です。
「挫折をどう活かせばいいかわからない」「自分の経験が強みになるのか不安」——そんな方へ
私自身、過去の挫折を仕事に活かすまでには試行錯誤がありました。
でも、一歩踏み出してみることで、新しい可能性が見えてきます。
リベラキャリアでは、キャリアの棚卸しや強みの見つけ方、仕事への活かし方についての研修や個別相談も行っています。
「こんな経験って、活かせるの?」 と思ったら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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