なんのために?メリットは?申請方法は?
民間のキャリアコンサルタント機関についてまとめました。
■民間のキャリアコンサルタント機関とは
日本には国家資格キャリアコンサルタントの受験窓口として認定されている機関が2つあります。
キャリアコンサルタント養成講座を受ける(修了する)スクールによって、申し込める機関がことなります。
・JCDA(特定非営利活動法人日本キャリア開発協会)
NCDA(全米キャリア開発協会)の流れをもつ。
2000年に「日本マンパワー」で「キャリアカウンセラー養成講座」が開設され、同年に設立された。
「セルフキャリアドッグ」という言葉は同講座にて定義された言葉。
独自のキャリアコンサルタント能力を保証する資格として「CDA」がある。
取得要件はJCDAの決めた要件(講座や修了試験)をクリアすること。
対応するスクール:日本マンパワー、リカレントキャリアデザインスクール、など
・CC協議会(特定非営利活動法人キャリアコンサルタント協議会)=CCA
キャリアコンサルタントを育成する複数の研究や団体が協力し、2000年に設立。
2003年9月まで株式会社リクルートが実施していたGCDF-Japan試験は2003年10月にCC協議会へ移管されている。
独自のキャリアコンサルタント能力を保証する資格として「GCDF」がある。
GCDF(Global Career Development Facilitator)は、日本、アメリカ、中国、韓国などで採用れているグローバルなキャリアコンサルタント資格。
取得要件はCC協議会の決めた要件(講座や修了試験)をクリアすること。
対応するスクール:GCDF-japan
■民間資格に申し込むメリット、デメリットは
・メリット
なんといってもお仕事の紹介があります。
また、スーパーバイザーによる講習などもあります。
・デメリット
申込手数料、年会費などがかかります。
■申し込み方法はそれぞれ異なる
・JCDA
・資格申請条件
以下の3つのいずれかで可能です
1.CDA資格認定試験に合格し、当協会(JCDA)への会員登録をした個人(2016年3月合格者まで)
2.JCDAが認定するCDA養成カリキュラムの修了し、かつ、国家資格キャリアコンサルタント資格試験の学科試験および実技試験に合格し、当協会(JCDA)への会員登録をした個人(2016年4月以降)
3.キャリア会員で、別途条件を満たした方
・申請の流れ
1.「会員制度」→「CDA会員 入会の流れと入会申込」
2.個人情報を入力します
↓
画面の下部で、証明書類を画像添付します。
諸条件に合ったものをアップロードしますが、最低限必要なのは以下の3点となります。
(1).養成講座の受講修了書
(2).国家資格キャリアコンサルタントの合格証(その他記載の合格証)
(3).証明写真
注意:キャリア会員 入会申込フォームもあります。自分がどちらにあたるかは確認してから申し込んでください。
国家資格キャリアコンサルタントを取った方は、基本的には、こちらではありません。
3.「確認する」をクリックすると、申込受付メールが、登録したメールアドレスに送られます
4.メールに書いてあるとおり、申し込み用の書類が指定した住所に送られてくるので、必要事項を記入・必要書類を同封して郵送します。
<外部リンク(公式):特定非営利活動法人「日本キャリア開発協会」>
・GCDF
・資格申請条件
以下3つの条件全てを満たしている方が申請可能です。
1.GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニング プログラム 全12日間の出席
2.試験合格(筆記・実技)CCA実力判定テスト、CCA実力診断プログラム(ベーシック)、キャリアコンサルタント試験(国家資格)のいずれか。
3.キャリア実務における必要経験年数の到達
詳細はコチラ
<外部リンク(公式):特定非営利活動法人キャリアカウンセリング協会「申請方法の詳細・申請後の流れについて」>
・申請の流れ
Webエントリー
↓
GCDF-Japan資格認定登録料の振込
GCDF-Japan資格認定登録料 18,700円(税込)
[ 内訳:申請に伴う審査認定料 9,900円 + 資格登録料 8,800円(2年目,3年目分) ]
↓
以下の4つの書類郵送
1. キャリア実務報告書(サイトからダウンロード)
2. 振込票のコピー
3. 直近の試験結果コピー
4. 養成講習時の受講者カード(12回すべてスタンプが押してあるもの)のコピー
詳細はコチラ
<外部リンク(公式):特定非営利活動法人キャリアカウンセリング協会「申請方法の詳細・申請後の流れについて」>
■入金方法
Web申請が無事終了すると2~3週間ほどで入金のための資料が郵送されてきます。
内容に従って入金することになります。
入金方法の詳細は以下をご参照ください。
<【キャリアコンサルタント】JCDAに登録するための入金方法は?(画像アリ)>
■独立やキャリアコンサルタントとして生きていくのであれば申し込むのはメリット大!
仕事の斡旋、キャリアコンサルタントの資格更新のための講座提供、人脈など、メリットは大きいです。
ただし、定期的に費用はかかるので、国家資格キャリアコンサルタントと一緒に入ると、別々に費用が掛かることでコストは大きくなります。
必要性を考えながら、申し込むか考えましょう。
とりあえず最初は参加しておいて、更新のタイミングで検討するのもひとつの手です。
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