キャリアコンサルタント試験合格体験談③試験勉強

お疲れさまです!ひさしマルです。
今回はキャリアコンサルタント試験合格体験談の3回目「試験勉強」について書きます。試験勉強も受験生の大きな悩みですよね。学科はどの本で対策すべきなのか、実技は答えのない道を進み続けなければなりません。そんな中、勉強が苦手だった私が一発合格できた勉強法をお伝えします。偉そうなこと言ってますが、秘訣とか一切ありません。。。

ー試験勉強ー

7月31日に養成講座を終えて、10月31日に学科試験で、翌週に実技というスケジュールでした。無事、養成講座の修了試験も通過して、さぁこれからが勝負と意気込みましたが、特に学科の勉強になかなかエンジンがかかりませんでした。とりあえず給付金の手続きを済ませたのと、養成講座終わって2週間後くらいから試験の申込が始まったので、その2つを先に済ませました。

  • 学科

まずは、学科からお話しします。学科は正直言って、私は運が良かったと思います。合格点の70点ジャストで合格でした。あと1問落としていたら不合格でした。
勉強を始めた頃は、テキスト全部読み込んで、過去問も何回も解いて、100点取るつもりで勉強したら70点は必然的に超えるだろうと考えていました。しかし、時間とモチベーションを捻出できず、試験も自信を持って臨めたわけではありませんでした。最初はテキストの頭から読み進めていましたが、とにかくペースが遅かったのをよく覚えています。このままで大丈夫なのかと思い、養成講座終了から1か月後くらいに仲間とZoomで集まった時に、仲間の進捗状況を聞きました。関連本や対策本を購入して勉強されている方が多くて驚きました。その時、正直これでは私は受からないかもしれないと思いました。それでも諦めるわけにはいかなかったので、勉強法を見直して、効率良く点を稼ぐにはどうすればいいかを考えました。まず、私は過去問を数多く解いて傾向をしっかり掴もうと思いました。最終的に、私が学科試験の勉強で一番注力したのも過去問でした。学科の問題はすべて四肢択一です。そして、問題の中には、キャリアコンサルタントとしての考え方を養成講座で学んでいれば、問題と選択肢をしっかり読むと正解できる問題があります。過去問を3回分解いて、私はその重要性に気づいたので、まずはその類いの問題で点数を落とさないことを意識しました。どの理論家がどんな理論を提唱したかや統計などの情報は、事前に頭に入れておかないと正解が分かりません。さらに、養成講座では詳しく触れない理論家もいらっしゃるので、分からない問題を捨てられる勇気も必要かもしれないと思いました。実際に当日の試験でも、私が勉強していなかった理論や理論家が登場しました。それの場合なかなか正解は導けません。テキストだけでもとんでもない量があるため、これは勉強しきれないと思った私は、学科試験まで残り1ヶ月半の段階で、考えれば正解できる問題の精度を上げることにしました。もちろん、それだけでは受からないので、過去問に出てきた理論家や理論、統計的な情報は調べて復習しました。それでなんとか、ギリギリ、首の皮一枚繋がって合格しました。私の勉強法も役に立つとは思いますが、知識の勉強は可能な限り時間を使った方がいいと思います。なぜなら、受かってからも役立つことが多いからです。私はこれから他の合格者の皆さん以上に知識も身に付けるべきだと思っていますが、なかなか受かってしまうと熱が冷めてしまいます。試験という目標があるうちになるべく多くを勉強しておくことをお勧めします。

  • 実技ー論述ー

実技です。実技は「論述」と「面接」の2種類あります。私は別々のものと捉えて勉強していたのですが、論述の事例は、内容が違えど流れはロールプレイと同じですし、論述の解答は自分が相談者にどのように関わるべきだと考えているかを書くことになるので、2つは繋がりのあるものでした。私はあまり深く考えずにバラバラにやっていて、試験での論述の点数は28/50点と決して良いとは言えないスコアでした。しかし、面接は73/100点だったので、結果的には面接でなんとかカバーできた形になります。
論述の対策も、学科と同様に過去問集中で取り組みました。しかし、勉強を始めたのが残り1ヶ月の段階で、過去問を解いても公式の模範解答があるわけではないので、振り返り方が分かりませんでした。急いで、日本マンパワーの論述対策講座に申し込みましたが、対策講座を受けた時点で、試験まで残り2週間でした。試験での結果の通り、始めるのが遅すぎました。対策講座は半日で15,000円~20,000円程度かかりますが、早めに受けておいて対策しておくことをお勧めします。また、試験当日の回で詳しくお話しする予定ですが、本番の試験で、学科・論述・面接の中で一番苦しんだのが論述でした。対策不足はあったとは言え、家で過去問を解いていた時とは全く違う感覚があったので、自信を持って解答できるよう、一度やった過去問も日を空けてから再度チャレンジして、自分の解答の違いを見るのも良い手段だと思います。同じ問題を2回やって、自分の解答が全然違ったら考えが定まっていない証拠、解答が似ていれば2回それぞれの良いとこ取りすれば良い、と僕は考えています。よって、論述は養成講座終了後すぐに対策講座を受けて、過去問に取り掛かり、いつやってもキャリアコンサルタントとしてより良い意見を書けるように対策することが高得点への近道なのかもしれないと思いました。

  • 実技ー論述ー

次に面接について書いていきます。面接試験はロールプレイと口頭試問で構成されます。もちろん、ロールプレイがメインになりますが、口頭試問が点の稼ぎどころなのではないかと私は思いました。詳しく書いていきます。
養成講座終了後、週1回のペースで、受験予定の仲間とロールプレイの練習を重ねました。こればかりは、積極的に練習会を開催してくださった仲間のおかげです。養成講座は別のクラスだった方ともLINEのチームで繋がることができ、本当に感謝が尽きません。途中ロールプレイ練習会が途切れた時は少しの間でしたが、私自身で企画もしました。そうやって定期的にロールプレイの練習ができたことがまず良かった点です。

それから、私がロールプレイでずっと意識していることは「傾聴」です。JCDAでは傾聴の姿勢を大切にしていると思います。よって、まずは面接の基本姿勢は傾聴を軸にして、絶対にそこは揺るがないように意識しました。傾聴を意識する時に私が心掛けたのは、ただ相手の話に耳を傾けるだけでなく、相談者がお話しされる内容から自分の頭の中でその場面の想像を膨らませることです。そこで引っ掛かるところを質問することにしました。それが事柄に関わることや相談者役の気持ちに関わることに関係なく、相談者役と同じ絵を見て話が聞けているのかを意識しました。同じ事について話をしているはずなのに、お互いが別々の絵を見ていれば、段々話は噛み合わなくなりますよね。日本マンパワーの養成講座では、相談者の自己概念の成長を促す関わりと学びました。しかし、それ以前に情報を聞くことや、信頼関係の構築が必要だと考えます。それを成すには、話し相手と同じ絵を見ることはコミュニケーションの基本だと私の経験が語ります。そのことをまずは押さえた状態で、新たに養成講座で学んだことなどを少しずつ付け加えるような形で練習を繰り返しました。

また、ロールプレイの練習では、毎回ロールプレイをするにあたり、課題を宣言しませんか?これはとても大事だと私は考えています。本番でも心の中でやっていただいた方がいいと思っています。理由としては、口頭試問に活かすためです。もちろん、ロールプレイ中もその課題を意識して対応してほしいのですが、口頭試問の始めに、出来たことと、出来なかったことや改善したいことを聞かれると思います。万が一、ロールプレイが全くうまくいかなかった時に「全然ダメでした。出来たことはありません。」とは言えませんよね。せめて、「○○は意識して相談者と関われたと思います。」くらいはしっかり言っておけるよう「とにかく傾聴を意識する」であったり、「相談者の気持ちに寄り添えるよう意識する」など、今のご自身のキャリアコンサルタントとして相談者にできることをしっかり心に据えて臨んでいただければ、必ず口頭試問で聞かれる出来た点は生まれてくるはずです。そして、同時に出来ないこともあって当然です。普段から苦手にしているところ、ロールプレイでうまくいかなかったところは素直に受け入れて、口頭試問の出来なかった点や改善点を聞かれた時に、客観的に述べることで今後の成長に繋がると私は考えています。ちなみに、私が課題として挙げていたことは、「傾聴」「自己概念の成長を意識しすぎないこと」「コンサルティングするのではなく、相談者のお話を聞くこと」です。本番では、「傾聴」のみを意識しました。あまり多くを考えすぎると頭が… それはさておき、傾聴を意識するだけでも15分のロールプレイはあっという間に終わってしまう、と私は感じています。実際の現場に出れば、傾聴だけでは話が進みませんが、試験のロールプレイだけを考えると、15分しかありません。ロールプレイがキレイに終わることなどほぼないと考えていいでしょう。キレイに終わらせるべきなのは口頭試問の方だと、私は考えています。
私は傾聴を意識するだけでも、、と言いましたが、実際はちゃんと傾聴してるつもりだが、質問が出てこないという方もいらっしゃるのではないかと思います。かくいう私もロールプレイをする時に、そういう場面は何度も遭遇しました。そんな時は伝え返しだけして、敢えて間を作ること。そして、その間があることを怖がらないことが大事だと学びました。さらに、講座仲間とその話になった時に、前置きの言葉をうまく使うと会話が自然な流れにできると教えてくれました。それからはプレッシャーが軽減されたように感じます。
前置きの言葉とは、「ちょっと話がずれるんですが、、」や「先ほどの○○に話を戻しますが、、」など、会話の内容が変わる時に前置きがあると、その場しのぎで別の話題を始めた時の不自然さは感じにくいと思います。こういった前置きの言葉は、困った時の汎用性としてはそこそこ高いのかなと思っています。(あまり使いたくはありませんが…)

それから口頭試問でも使える汎用性のある言葉があります。口頭試問では、キャリコン側から見るクライアントの課題は何か、という質問がされると思います。その回答を「クライアントの○○不足だと思う」と言ってしまうのは、間違ってはないのでしょうが、あまり耳に心地よい言葉ではないような気がします。私が練習でも本番でも使ったが次の通りです。

「私にはクライアントが○○がうまくいかずに悩んでおられるようにお見受けしました。また、そのことでご自身も少し自信を失くされているような印象を受けました。私は15分という短い時間でしたが、クライアントの課題はそのあたりにあるのではないかと、お見受けしました。」

あくまで私個人の見立てだということを強調し、断定を避けたような表現です。クライアントを直接否定するような言葉も避けて、今のありのままのクライアントを受け入れて差し上げるようなイメージを持って答えていました。そもそも私からクライアントに課題を申し上げるなど、おこがましいと考えているので、なるべく「私個人はこう感じた」というアイメッセージを意識することが試験では印象が良さそうだと思いました。

その他に口頭試問で意識したことは、自分のロールプレイをなるべく客観的に見ることで、圧倒的に答えやすくなると思います。しかし、どうすれば自分のロールプレイを客観的に見ることができるのか、私自身うまく言語化できません。よって、言語化できた時にまた書かせていただこうと思います。練習の時から口頭試問はすごく誉めていただくことが多かったのですが、思い返してみると傾聴以外に意識していたことが「自分のロールプレイを客観的に見ること」「ロールプレイ中は優しく相談者を包み込むように接して、口頭試問では別人のようにハキハキと明るく堂々と答えること」を強めに意識していました。あくまで、ロールプレイと口頭試問では、接する相手が違います。相談者役に接する時と、面接官に接する時は、中身は繋がっていても全く違う目的で接するのですから、私はそれぞれに合わせた対応をしました。結果はオールA判定だったので、私の意識して取り組んだことは、間違ってはいなかったと思っています。あとは先ほど述べた「言葉のチョイスをアイメッセージにして、断言しないようにすること」ですかね。このあたりは強く意識して取り組んだと思います。私個人としては、ロールプレイよりも口頭試問の方が圧倒的にやりやすかったです。

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さて、かなり長くなってしまいました。今回はこれくらいにして、次回は試験当日の話をしたいと思います。既に試験の話もしていますが、次回は試験当日の様子を細かくお伝えして、対策というよりも、私の受けた会場のことや、流れなどをお伝えできればと思います。それでは、また次回お会いしましょう!

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